DX推進の進捗状況について

株式会社 HBA
代表取締役執行役員社長  白幡 一雄

私たちが掲げるDX戦略の2024年11月末時点の進捗状況について以下の通り、お知らせいたします。

当社におけるDX推進状況(ITシステム・デジタル技術活用環境の整備状況)

  • 2021年3月 新基幹システム刷新完了
  • 2021年4月 新基幹システムの本番運用を開始
  • 2022年4月 経営情報の見える化を推進するためのBI導入 ※現在、継続改善中
  • 2023年10月 請求書受領の電子化を実施
  • 2023年12月 帳票データ電子化のための文書管理システム導入
  • 2024年11月 営業DXの推進のため、名刺データ電子化の推進開始

KPIの状況

  • DX関連資格取得者数(2024年度以降の累積)   59名
  • エンゲージメント・イノベーション指数   初回の指数取得のための準備中
  • 応募事業アイデア数   事業アイディア募集開始準備中
  • トライアルサービス数(2024年度以降の製品の累積)   2件
  • 新しい製品・サービスの提供数(2024年度以降の累積)   1件

    DX推進状況

    当社はDXソリューションとして新しいお客様への付加価値製品・サービスの開発に注力しており、現在、以下DXプロジェクトを進めております。

    ※なお、以下取り組みのうち、③・④は当社データセンターで実際に導入、⑦・⑧は社内全体に導入を行っており、現在、お客様にご提案するソリューションとして、メニューを整備しております。

    ①HSR※1(HBA SMART ROBOT)/巡視点検ロボットソリューション

    プラント等の巡視点検業務の効率化を行うロボットソリューションのご提案を行っております。
    今後、xR技術等との組み合わせにより遠隔地からの点検をさらに効率よく行えることを目指します。

    ②xRを活用したソリューション

    xR技術を活用した、災害体験コンテンツ等の各種コンテンツ・ソリューションの研究開発を行っております。

    ③映像監視

    データセンターやBPO業務の稼働状況監視や、オペレーション異常の発生を監視カメラ映像から検知・通知する映像監視システムの導入・構築しております。
    動体検知、機器ログ連携、マスク対応顔認証、異常行動追跡と分析予知といった映像解析技術を活用し、生産性向上を目指します。

    ④装置/設備の故障予知

    各種装置から収集したログ情報を学習、分析を行い、装置の異常状態の検知や故障予知を行う研究開発を実施しております。

    ⑤介護予防・フレイル予防ソリューション

    コミュニケーションロボット(BOCCO emo※2)を活用し、Web会議システム「Zoom」との連携により体操やコミュニケーション機会の提供、各種センサーを活用し、生活を遠くから見守り、高齢者の方のQOL向上をサポートいたします。また、介護施設職員の仕事をサポートいたします。

    ⑥DXコンサルティングサービス

    企業および団体様のDX実現に向けて、現状の業務分析から最適なソリューションの選定および構築まで当社でご支援いたします。

    ⑦生成AI活用ソリューション

    ChatGPTを始めとする生成AIエンジンを用いたサービスの開発・提案を行っております。RAGを用いた生成AI活用サービスや会議の文字起こしサービス、議会答弁書作成サービス等複数のサービスを研究開発しております。

    ⑧社内コラボレーションツール「みんな de COLLABO」

    「作業状況」「スキル」「知識」の3つの共有を通して社内のコラボレーションを促進するSaaSサービスの開発を実施しています。HBA社内での活用を通して得た知見をもとに、お客様に向けたサービス提供を目指しています。

    ⑨AIOCRによるデータエントリーサービスの効率化

    企業および団体様のDX実現に向けて、現状の業務分析から最適なソリューションの選定および構築まで当社でご支援いたします。

    ※1 「HSR」は、株式会社HBAの登録商標または商標です。
    ※2 「BOCCO emo」は、ユカイ工学株式会社の登録商標または商標です。