FSSシリーズで認証鍵となるICカードを安全に発行管理します。セキュリティ管理装置、マスターキー、発行者用キーそして発行者ID・パスワード認証と、2重にも3重にも安全性を徹底させた発行システムです。ICカードの発行・変更などの操作には、以下の条件を同時に満たすことが必要です。
PCへのログオンの際、ICカードの挿入とパスワードの入力によって本人認証が行われます。ICカードを抜き取るとPCはロックされ不正な操作や盗み見を防ぎます。また、ログオン、ログオフの操作情報をログとして記録することが可能です。
Windowsへのログオンの際、専用インターフェースが表示され、ICカードの挿入とパスワードの入力を要求します。本人認証のこれらの条件が充たされない場合はログオンを拒絶します。
ノートPCなどの置き忘れ・紛失・盗難などにより第三者の手に渡った場合でも、ICカードを持たない第三者の不正ログオンを拒絶し、ファイルへのアクセスを許しません。
ログオン後もICカードの存在を監視し続けるため、来客などで席を離れる場合などでも、ICカードの抜き差しだけで確実なコンピュータのロック・解除が行なえます。改めてICカードを挿入しパスワードをすると、ロック前の状態に戻り、中断した作業を続けることができます。